那須温泉の元湯で、約1300年前の舒明(じょめい)天皇の時代に開湯したと言われ、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の途中に立ち寄ったという「鹿の湯」。建物は明治時代、玄関は大正時代に建造されたという趣きある館内で、まるでタイムスリップしたような気分で、歴史ある温泉をシンプルに楽しむことができます。
泉質は単純酸性硫黄温泉。傷ついた鹿が体を癒していたことからこの名が付いたように、きりきずや皮膚などにもおすすめの湯です。「効果のある入浴の心得」を確認してから楽しんでみて。また湯上りには休憩室でひと休みできます。